フィレンツェのドゥオーモ広場は、都市の宗教・芸術・市街構造の中心だ。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ブルネレスキのクーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、旧サンタ・レパラータ、ドゥオーモ付属美術館が集まり、数世紀の市民的誇り、信仰、建築技術を一度に読み取れる。
新大聖堂は1296年、アルノルフォ・ディ・カンビオの指揮で礎石が置かれた。ジョットが鐘楼を設計し、後代の工匠が工事を継いだ。フィリッポ・ブルネレスキは1420〜1436年、従来型の巨大木枠なしで二重殻の大円蓋を完成させ、ルネサンスとフィレンツェの象徴を生み出した。