リオデジャネイロ北部にあるマラカナン・スタジアムの正式名称は、エスタジオ・ジョルナリスタ・マリオ・フィーリョ(Estádio Jornalista Mário Filho)である。通称は周辺地区とマラカナン川に由来する。1950年FIFAワールドカップのために建設され、同年6月16日に開場。桁外れの規模は、当時のブラジルが描いた近代国家像を象徴した。
最も有名な出来事は1950年7月16日の大会決定戦だ。開催国ブラジルがウルグアイに1対2で敗れた番狂わせは「マラカナンの悲劇」と呼ばれ、世界のサッカー史に刻まれた。その後もフラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴなどリオの主要クラブ、ブラジル代表、数々の名選手がこのピッチで歴史を作ってきた。