について マラカナン
マラカナン・スタジアム――リオを代表するサッカーの聖地
リオデジャネイロ北部にあるマラカナン・スタジアムの正式名称は、エスタジオ・ジョルナリスタ・マリオ・フィーリョ(Estádio Jornalista Mário Filho)である。通称は周辺地区とマラカナン川に由来する。1950年FIFAワールドカップのために建設され、同年6月16日に開場。桁外れの規模は、当時のブラジルが描いた近代国家像を象徴した。
最も有名な出来事は1950年7月16日の大会決定戦だ。開催国ブラジルがウルグアイに1対2で敗れた番狂わせは「マラカナンの悲劇」と呼ばれ、世界のサッカー史に刻まれた。その後もフラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴなどリオの主要クラブ、ブラジル代表、数々の名選手がこのピッチで歴史を作ってきた。
かつての大規模な立ち見席は改修で全席座席化され、収容人数は創設時より大幅に減った。2013年FIFAコンフェデレーションズカップ、2014年ワールドカップでは決勝を含む7試合を開催。2016年リオ五輪・パラリンピックの開閉会式会場にもなった。コンサートや公共行事も多く、存在感はクラブサッカーにとどまらない。
通常は公式ツアーで観客席、選手エリア、展示スペースなどを見学できるが、試合、コンサート、整備によってコースと時間が変わる。予約前にマラカナン公式サイトの最新案内を確認したい。地下鉄と近郊鉄道のマラカナン駅が最寄りで、イベント日は早めの到着が安心。電子チケット、手荷物サイズ、持込禁止品の規則も事前確認が必要だ。