について アレハンドロ・ビジャヌエバ競技場
リマのアレハンドロ・ビジャヌエバ・スタジアム:マトゥーテとアリアンサの本拠地
アレハンドロ・ビジャヌエバ・スタジアムは、リマ歴史地区の東にあるラ・ビクトリア区に位置し、サポーターからは単にマトゥーテと呼ばれる。アリアンサ・リマの本拠地であり、その歴史は周辺の地域と切り離せない。毎日自由に入れる観光施設ではなく、通常は試合か、クラブが告知する特別ツアーで入場する。イベント、安全対策、自治体の許可は変わることがあるため、古い記事から推測せず、訪問日が近づいてから入場条件を確認したい。
土地の割り当てからサポーターと築いたスタジアムへ
計画は最初の試合より数十年も前に始まった。ペルー紙エル・コメルシオと国営通信社アンディナの報道によると、1951年、ラ・ビクトリア区のマトゥーテ住宅地近くにあった国有地がアリアンサ・リマのスタジアム建設用に割り当てられた。工事はすぐには始まらず、遅延や資金難を経て1969年に着工した。両紙は、クラブ会員やサポーターが作業に加わり、施設の完成を後押ししたと伝えている。この歩みはマトゥーテのアイデンティティの一部だ。単に地区内に設置されたのではなく、クラブと地域が長期にわたり関わって築いた場所である。
正式な開場日は1974年12月27日。アリアンサ・リマ、ウルグアイのナシオナル、ペルーのウニベルシタリオ、アルゼンチンのインデペンディエンテが参加する四チーム大会の一環として開場した。最初の試合はアリアンサ対ナシオナルだった。当初はエスタディオ・アリアンサ・リマと呼ばれ、2000年9月、クラブ史を代表する選手の一人にちなみアレハンドロ・ビジャヌエバ・スタジアムへ改称された。「マンゲラ」の愛称で知られるビジャヌエバは、1920~30年代の名チームと深く結び付いている。
「マトゥーテ」は周辺地区に由来する呼び名で、今もサポーターや地元メディアが日常的に使う。四方のスタンドが都市部の狭い環境でピッチを囲み、選手と観客の距離が近い。これまでに大幅な収容人数増を含む拡張案が複数発表されてきた。しかし計画は完成した工事と同じではなく、実際に認められる収容人数は許可、安全規則、各イベントの会場配置で変わり得る。この記事では、将来案の推測値を現在の収容人数として記載しない。
アリアンサ・リマのアイデンティティを映す場所
マトゥーテは試合を行う建物以上の存在だ。何世代ものアリアンサ・サポーターにとって、スタジアムまでの道のり、青と白の色、スタンドから響く声援が試合日の一部となっている。国内リーグのホームゲームを開催し、クラブが出場権を得た年には国際大会も行われる。特別な催しやクラブ行事の会場にもなる。スタジアムを知るには、長く続く歴史と、シーズンごとに変わる日程、チケット、入場方法を区別することが大切だ。
2026年4月、アリアンサ対ウニベルシタリオのダービー前にサポーターの集まりで問題が起きた後、ラ・ビクトリア区は施設を一時閉鎖した。4月7日、自治体はクラブが安全面の指摘を是正し、緊急時対応の書類を提出したことを確認して閉鎖を解除したと発表した。この日付のある決定は訪問者にとって重要な背景だが、今後すべてのイベントが同じ条件になるという保証ではない。自治体の規則や施設の許可は状況ごとに適用される。
スタジアムツアーはできる?
アリアンサ・リマは特別ツアーを実施してきたが、日程や内容は常設の毎日営業ではなく、開催ごとに発表される。たとえば2026年7月に告知されたツアー「Tour Blanquiazul」では、スタジアム見学、VR体験、記念写真の印刷、「コラソン・デル・プエブロ」と呼ばれる区域の見学が含まれた。発表された日程は8月までで、現在は終了している。この案内を10月の開催情報として扱ってはいけない。新しい企画、料金、年齢条件、ルート、時間はクラブの最新ニュースやチケット窓口で確認しよう。
試合日はアリアンサ・リマまたは大会主催者が指定する販売経路だけでチケットを購入する。ゲート、券面のスタンド、必要な身分証、道路規制を確認したい。2026年4月の一時閉鎖は、SNSのうわさや古い入場案内ではなく公式の安全情報を読む重要性を示している。試合に行かない場合、競技場へ自由に入れると思い込まず、見学ツアーが実施されるかクラブに問い合わせ、書面の確認を待とう。
マトゥーテは建築だけでなく、ラ・ビクトリアとアリアンサ・リマの歴史を重ねて見ると理解しやすい。1951年の土地割り当て、1969年の着工、1974年の開場、2000年の改称は地域の目印が形になる過程を示す。一方でスタンドは今もサポーター文化の舞台だ。背景はエル・コメルシオの建設史とアンディナの歴史記事で確認できる。最新イベントはアリアンサ・リマ公式ポータルへ。2026年4月の閉鎖解除についてはTVPerúの報道を参照したい。