古代テラはサントリーニ島南東部の海岸を見下ろすメサ・ヴウノ山の尾根にあり、エーゲ海を望む高地に広がっています。先史時代のアクロティリとは別の、後の時代の都市です。キクラデス諸島考古学監督局によれば、考古資料から確認できる都市の始まりは紀元前8世紀にさかのぼり、少なくとも紀元後9世紀まで人々が暮らしていました。遺跡は短い一時代ではなく、長い変化の記録です。
地形が街の形を決めました。主要道路は尾根の背に沿い、険しく風にさらされる端には礼拝の場所が置かれました。比較的平らで風を避けられる中央部には住居や公共生活の空間が広がりました。発掘では聖域、神殿、アゴラ、公共建築、劇場、店、住宅地のほか、排水設備を備えた道路網が確認されています。監督局は、現存する都市の姿は主としてヘレニズム・ローマ時代の形を映していると説明しています。