について ドゥッガ
ドゥッガ/トゥッガ:チュニジア北部の古代都市
古代名Thuggaを持つドゥッガは、チュニジア北部Téboursouk近郊、標高571メートルの丘にあり、肥沃なOued Khalled渓谷を見下ろします。ヌミディア、ポエニ、ヘレニズム、ローマ、ビザンツの都市史を高い完全性で残す遺跡です。
17世紀を超える歴史
ローマがヌミディアを併合する以前から600年以上の歴史があり、ヌミディア王国初期の都の一つだった可能性があります。リビア・ポエニ文化は神殿、碑文、高さ約21メートルの有名な霊廟を残しました。
紀元前46年のローマ征服後、在来住民とローマ市民の共同体が約2世紀半にわたり同じ都市に共存しました。都市構造はヌミディア的な基盤を保ちながら、劇場、浴場、神殿、凱旋門などを取り入れました。2~3世紀に繁栄し、ヴァンダル、ビザンツ、イスラム期に徐々に衰退しました。
古代都市を構成する遺構
遺跡は約70~75ヘクタールに広がります。カピトリウム、劇場、フォルム、市場、風配図広場、公衆浴場、貯水施設、サトゥルヌス神殿、Juno Caelestis神殿などが残ります。2000点を超えるリビア語、ポエニ語、二言語、ギリシャ語、ラテン語碑文はヌミディア社会の研究に大きく貢献しました。
農村の立地が現代都市の侵入から遺構を守りました。ユネスコは1997年に世界遺産へ登録し、北アフリカで最も保存状態の良い小規模なローマ化アフリカ都市の例と評価しています。
開場時間と料金
チュニジア文化遺産機関は週7日の開場を案内しています。目安は冬季8時30分~17時30分、夏季8時~19時、ラマダン中8時~17時です。公表料金は居住者5チュニジア・ディナール、非居住者8ディナールです。公式サイトの言語版で差があるため、訪問直前に再確認してください。
見学の注意
広く起伏があり、日陰の少ない遺跡です。安定した靴、水、帽子を用意し、数時間を見込みましょう。遺構に登らず、閉鎖区域を守ってください。農村部にあるため、自家用車やツアーを使わない場合は帰りの交通を先に確保する必要があります。