について ホーエンツォレルン城
ホーエンツォレルン城――王朝の歴史とシュヴァーベンの山城見学ガイド
ホーエンツォレルン城(ドイツ語:Burg Hohenzollern)は、ドイツ南西部バーデン=ヴュルテンベルク州、シュトゥットガルト南方のツォラーベルク山頂に立つ。プロイセン王、のちのドイツ皇帝を生んだホーエンツォレルン家の発祥地である。現在の印象的な姿は主に19世紀のもので、この山に築かれた3代目の城塞に当たる。
一族は1061年の文書に登場し、城は1267年に初めて記録された。初代城は長い包囲戦の末1423年に破壊。1454年から第2の城が築かれたが、軍事的重要性を失い荒廃した。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世は1850~1867年にロマン主義的再建を進め、建築家フリードリヒ・アウグスト・シュテューラーが王朝の起源を称えるネオゴシックの城を設計した。
見学では城壁、中庭、礼拝堂、公式諸室を巡る。コレクションにはプロイセン王冠やフリードリヒ大王ゆかりの品が含まれる。現在もプロイセン系と侯爵系ホーエンツォレルン家の私有地である。19世紀の城は日常の居城というより、一族の記念碑と儀礼空間として造られた点を理解すると内部が分かりやすい。
2026年3月28日~11月1日は通常、城内が10~18時30分、展示室が18時までで、最終入場は早い。公式券には麓の駐車場とシャトルバスが含まれ、徒歩の坂は急。プロテスタントのキリスト礼拝堂は2026年8月から修復閉鎖中で、2027年末まで続く予定。時間、催事、規制は公式サイトで確認したい。