について マヨン山
マヨン火山(フィリピン語Bulkang Mayon、ビコール語Bulkan Mayong)は、フィリピン・ルソン島ビコール地方アルバイ州にある国内最活発級の成層火山である。ほぼ対称の円錐形で名高いが、「完璧な円錐」という観光イメージの背後には、常に変化し、軽視できない火山危険がある。
溶岩、火山灰、噴出物の層が重なり、標高は約2,462メートル。名はダラガン・マガヨンの土地の伝説と結び付けられ、ビコール語のmagayonは「美しい」を意味する。1814年噴火は記録上最も深刻な災害の一つで、火砕流や降灰とその後の現象がカグサワなどを破壊した。教会鐘楼の遺構はその記憶を伝え、近現代の噴火も危険が過去のものではないことを示す。
火山と周辺景観は1938年にフィリピン初の国立公園となり、2000年にマヨン火山自然公園へ再編された。2016年にユネスコが認定したアルバイ生物圏保存地域の中心景観でもある。ただし正式な世界遺産登録地ではなく、候補や推薦の議論を登録済みと表現してはならない。
フィリピン火山地震研究所PHIVOLCSが毎日情報を発表する。2026年9月16日現在は警戒レベル2で、活動は平常より高いが低下傾向とされる。半径6キロの恒久危険区域への立入りと火山付近の航空機飛行は禁止。突然の水蒸気爆発、落石、地滑り、長雨によるラハールが起こり得る。レベルと規制は観測次第で直ちに変わる。
安全な眺望には、リグニョン・ヒル、ダラガ、カグサワ遺跡など危険区域外の合法的な場所を選び、アルバイ当局とPHIVOLCSに従う。雲で山頂が隠れやすく、早朝は全景を見られる可能性が比較的高いが保証はない。登山、ATV、接近型活動は座標が禁域外か当日に確認し、古いブログ、広告、口約束を公式情報の代用にしないことが重要である。