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リュクサンブール美術館

リュクサンブール美術館の歴史、2026年ウォーホル展、開館時間、料金、交通、荷物制限、バリアフリーを詳しく案内。

座標: 48.84861111, 2.33402778 更新日: 2023-11-10 Google ストリートビュー

について リュクサンブール美術館

リュクサンブール美術館:パリの企画展と美術館制度の歴史

リュクサンブール美術館は、パリ6区ヴォージラール通り19番地、リュクサンブール公園とフランス上院のリュクサンブール宮殿に隣接する。宮殿そのものではなく、公園脇の独立した建物で、現在は企画展のみを開催する美術館である。

制度的な起源は1750年にさかのぼる。宮殿東翼で、ルーベンスのマリー・ド・メディシス連作を含む古典絵画が一般公開された。現在の美術館は、欧州初期の公開美術館の一つであったこの施設を継承する。

生存作家を紹介した最初の美術館

1818年、ルイ18世はフランスの現代制作を奨励するため、宮殿内に存命作家専門の美術館を設けた。作家の死後、最重要と判断された作品はルーヴルへ移り、その他は地方美術館、官庁、公邸などへ配分された。

古い英語資料は旧オランジュリーへの移転を1884年とするが、現行の公式沿革は再移転を1886年としている。その後約半世紀この建物で活動し、1979年から再び展覧会を開催した。2000年以降は上院が管理し、2010年から国立美術館連合グラン・パレが展覧会制作を担う。

常設コレクションはない

旅行計画で最も重要なのは、常設展示がなく、企画展と企画展の間は休館する点である。展示のない時期に「所蔵品を見る」ことはできない。訪問前に開催展、会期、空席を公式サイトで確認する必要がある。

2026年9月現在は「アンディ・ウォーホル:線とイメージ」が開催され、公式会期は2026年9月16日〜2027年1月10日。作品と関連行事はこのシーズン限定で、恒久展示ではない。

2026年の開館時間と料金

展覧会中の通常時間は毎日10時30分〜19時、月曜日は22時まで延長。最終入場は閉館45分前、展示室の退出開始は15分前となる。5月1日と12月25日は休館し、12月24日と31日は通常18時閉館である。

現行の個人料金は一般14ユーロ、16〜25歳、求職者、大家族は10ユーロ、16歳未満と所定の社会給付受給者は無料。オンライン予約には手数料がかかり、企画展ごとに条件が変わり得るため、購入前に当季料金を確認したい。

自由見学は約1時間、ガイドツアーは通常1時間15分で予約推奨。団体は予約必須で人数制限がある。一度展示室を出ると再入場できず、途中でティールームへ行って同じ券で戻ることはできない。

アクセス、バリアフリー、荷物

最寄りはRER B線Luxembourg駅。地下鉄4号線Saint-Sulpice、10号線Mabillon、12号線Rennesからも歩ける。車椅子・移動困難者は前庭のエレベーター入口を利用でき、個別の必要事項は予約前に問い合わせるとよい。

一般の荷物預かり所はなく、小型荷物を預けられるかは警備判断となる。Vigipirate警戒体制により大型スーツケースやバックパックは入館できない場合がある。旅行荷物を持ったまま予約時間へ向かう計画は避けたい。

撮影と見学のコツ

禁止表示のある作品を除き、私的利用のフラッシュ・三脚なし撮影は通常認められる。他の来館者を撮る、動線を塞ぐ、係員の指示を無視する行為はできない。平日や月曜夜間は比較的見やすい可能性があるが、人気展では予約が有効だ。

この美術館の面白さは各企画だけでなく、古典絵画公開から存命作家の顕彰、上院が管理する企画展施設へ変わった歴史にある。大規模な百科全書型美術館を期待せず、長い制度史を持つコンパクトな展示空間として訪れると理解が深まる。