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ローズボウル

1922年開場のパサデナ、ローズボウルの歴史や名勝負、毎月のスタジアムツアー、訪問時の交通計画を紹介。

座標: 34.161958, -118.165532 更新日: 2026-10-03

について ローズボウル

独特の地形に囲まれたパサデナのスタジアム

ローズボウル・スタジアムは、ロサンゼルス中心部の北に広がる自然の回廊、パサデナのアロヨ・セコに位置する。丘陵と公園に囲まれているため、単なる都市型アリーナとは異なる景観を持つ一方、市民生活や大規模スポーツの伝統とも結び付いている。公式住所はカリフォルニア州パサデナ、ローズボウル・ドライブ1001番地。1922年10月に開場し、米国の国定歴史建造物、カリフォルニア州の歴史的土木工学ランドマークに指定されている。

パサデナの建築家マイロン・ハントは、古代ギリシャ・ローマの劇場のすり鉢形に着想を得て設計した。スタジアムの公式百年史によると、観客をフィールドに近づける配置を目指して、そうした建築を研究したという。1922年10月28日、カリフォルニア大学と南カリフォルニア大学のアメリカンフットボール試合でスタジアムは開場した。最初のトーナメント・オブ・ローゼズの試合は1923年元日に行われ、スタジアム名の由来となった。

観客の増加に合わせてローズボウルは拡張された。1923年の当初の座席数は約5万7,000席で、その後、南端が閉じられ、何度かに分けて席が増設された。形は変わったが、屋外会場としての性格と視界の開けた客席は保たれ、全面を覆うアリーナとは異なる。収容規模は何度も変わったため、古い資料にある数字は異なる時代を表すことがある。来場者にとっては、座席配置や開放区域がイベントごとに異なると理解する方が役立つ。

スタジアムはアロヨ・セコのレクリエーション区域内にあり、ブルックサイド・ゴルフコースや公共施設にも近い。イベント当日は、交通規制、駐車計画、シャトル、歩行ルートが開催時間に合わせて整えられ、周辺の様子が大きく変わる。イベントのない日にスタジアム内部へ入れるとは限らない。敷地周辺、公園、スタジアム内部は関連しつつも別々の訪問体験なので、散策を計画する前にどの区域が開いているか確認したい。

伝統、大規模イベント、スタジアムの幅広い歴史

毎年開催されるローズボウル・ゲームは、この会場と最も深く結び付いた催しだ。トーナメント・オブ・ローゼズの伝統は、大学アメリカンフットボールのファンを何世代にもわたって元日のパサデナへ呼び寄せてきた。公式史によれば、1984年のオリンピック・サッカー、1994年FIFA男子ワールドカップ決勝、1999年女子ワールドカップ決勝も開催された。カリフォルニアの大学フットボール会場は、国際的な観客にも知られる舞台となった。

会場はスーパーボウルを5回開催したほか、コンサート、地域行事、撮影、大規模な集会にも使われてきた。1982年以来、ローズボウルはUCLAブルーインズのアメリカンフットボール本拠地であり、年に一度の大試合以外にも定期的な役割を担う。用途の広さから、スタジアム見学は必ずしも試合観戦とは限らない。同じフィールドや客席がイベントに合わせて設営され、入場条件は主催者によって変わる。

次の大きな節目も近づいている。LA28はローズボウルをロサンゼルス2028オリンピックのサッカー会場に指定し、決勝段階の試合をパサデナで行う予定だ。公表された競技日程は変更される可能性があり、詳細なチケット販売や交通案内は後日発表されることもある。早くから旅行を考える人にとって、五輪会場という位置づけは大会中の需要が高まる理由にはなるが、通常時の自由な入場や現在販売中のチケットを意味するわけではない。

観客席以外を見学するスタジアムツアーも定期的に実施される。2026年10月3日にVisit Pasadenaが掲載していた情報では、ツアーは毎月最終金曜日の午前10時30分と午後0時30分に行われる。表示料金は大人28.35ドル、5~12歳の子どもと65歳以上のシニアが23.20ドル。1922年当初のロッカールーム、UCLAとビジターチームのロッカールーム、フィールド、プレスボックス、スイート、チャンピオンズ・コートなどを訪れる場合があるが、立ち寄り先は変更されることがある。

ローズボウル訪問の計画

毎日入場できる博物館だと思い込まず、まず公式イベントカレンダーかツアー予約ページを確認しよう。試合やコンサートのチケットがある場合は、そのイベントの開門時間、駐車案内、手荷物規則に従う。ツアーは日時を指定して予約し、集合場所、コース、料金を出発前に確認したい。パサデナ観光局の一覧は最新の月間予定を知るのに便利だが、開催日が中止・変更になることもあるため、訪問直前に再確認する。

イベント開催日の交通ページには、その催し向けの経路や駐車案内が掲載される。公式住所はカリフォルニア州パサデナ、ローズボウル・ドライブ1001番地、郵便番号91103だが、ナビアプリへの入力だけではスタジアムの交通計画を代替できない。道路規制、事前購入が必要な駐車場、キックオフの数時間前から運行するシャトルがある。イベントごとの告知を見て、遠い駐車場やシャトル停留所から歩く時間も見込もう。

スタジアムツアーは試合や公演のチケットとは別のサービスだ。利用可能な場合に限り、選ばれた舞台裏の区域を見学できるが、工事、スタジアム運営、イベント準備でルートが変わることがある。フィールドに立てる、すべてのロッカールームに入れる、各スイートを見られると決めつけてはいけない。ツアー条件を読み、特に作業区域や競技面ではスタッフの案内に従う。

パサデナにはスタジアム以外の見どころもある。ローズボウルの近くにはブルックサイド・パーク、ゴルフコース、アロヨ・セコがあり、パサデナ中心部には飲食店、ショップ、歴史的建築がある。一日の予定に組み込めるが、各区域で営業時間、駐車場、交通手段は異なる。大きなイベントの日は周辺道路と公共空間が混み、地図上の短い距離も移動に時間がかかる場合がある。

ローズボウルは、周囲の風景、スポーツ日程、建築を一緒に見ると魅力が伝わる。ハントが1922年に設計した開放的なすり鉢形は拡張を重ね、毎年の試合が全米の伝統となり、国際大会が観客層を広げた。現在も稼働する会場であり、ツアーや一般入場は日程に左右される。最新情報を確かめ、イベント日の交通を準備すれば、カリフォルニアのランドマークとパサデナの暮らしの両方に触れられる。