BMW博物館はミュンヘンのオリンピアパーク地区にあり、BMWグループ本社のすぐ隣に位置する。現地で「博物館のボウル」と呼ばれる円形の建物は、入館前から目を引く。ウィーン出身の建築家カール・シュヴァンツァーが設計し、1973年5月18日に開館した。丸みを帯びた建物と連続する展示室は、エンジン、車両、デザイン、企業の変遷を百年以上にわたって伝える。磨かれた車を並べるだけでなく、製品を産業や文化の流れの中で紹介する博物館だ。
博物館は展示構想の見直しと大規模な拡張のため2004年に一時閉館した。BMWの沿革によれば、2008年6月に再開した際、展示面積は以前の5倍になった。円形のロトンダは今も建築上の象徴で、テーマ別の展示室は自動車、二輪車、モータースポーツ、エンジン、デザインをそれぞれの視点から伝える。展示は製造の初期から現代のモビリティまでをたどる。内容は変わるため、特定の車種や企画展が目当てなら、訪問前に最新の展示情報を確認しよう。