ワクラプカラはクスコ地方南部、アコマヨ郡アコス地区の標高約4,300メートルに立つ。名称は「角のある要塞」と訳されることが多いが、岩の形をめぐる別解釈もある。二つの岩峰が深い峡谷を見下ろす姿が、この遺跡を強く印象づける。 ペルー文化省は2017年に国家文化遺産へ指定した。遺構は上下二群に分かれる。上部には中央空間を挟む部屋、通路、壁龕、二重枠の門があり、高位のインカ建築を示す。下部には地形に合わせた八段の大テラスと、精緻な石組みの部屋が残る。