サン・ロレンソ・テノチティトランは、メキシコのベラクルス州テシステペクにあるサン・ロレンソ、テノチティトラン、ポトレロ・ヌエボのオルメカ遺跡群を指す。サン・ロレンソはメソアメリカ最古級の大中心地で、紀元前1200~900年ごろ最盛期を迎えた。人工改変された台地は河川と湿地を見渡し、交通、農耕、資源利用に適していた。
オルメカ人は盛土、段丘、人工池、排水路で地形を造り替えた。巨大人頭像や玄武岩の玉座は遠い採石地から運ばれ、高度な技術と社会組織を示す。後世の石造都市とは異なり、建物の多くは土と腐朽性素材だったため、造成景観そのものが重要な考古資料である。