カンナエの戦いは、第二次ポエニ戦争中の紀元前216年8月2日、現在のイタリア南東部プーリア州でローマ共和国とカルタゴが激突した会戦である。ハンニバル率いるカルタゴ軍は、兵力で上回るローマ軍を包囲して壊滅させ、軍事史上最も有名な戦術的勝利の一つを収めた。
ローマはトレビア川とトラシメヌス湖での敗北後、大軍を集中して決戦を挑んだ。執政官ルキウス・アエミリウス・パウルスとガイウス・テレンティウス・ウァロの軍は重装歩兵を深く密集させ、中央突破を狙った。ハンニバルは中央を意図的に後退させながら両翼を前進させ、最後に騎兵が背後を閉じる二重包囲を完成させた。