カンパ美術館(Museum Kampa)は、中欧、とりわけ20世紀チェコの近現代美術を知るうえで重要なプラハの美術館です。ヴルタヴァ川に面したマラー・ストラナ地区のカンパ島にあり、歴史的なソヴァ水車場を利用しています。産業遺産、現代的な改修、屋外彫刻、亡命生活の中で築かれたコレクションが一つの場所に重なります。
中核となるのは、ヤン・ムラーデクとメダ・ムラードコヴァ夫妻のコレクションです。二人は国外で暮らしながら、当時のチェコスロヴァキアで体制に迎合しない芸術家を支援し、その作品を将来プラハで公開することを目指しました。現在はヤン&メダ・ムラーデク財団が運営し、作品が生まれた困難な政治・文化状況を伝えることも使命としています。