ポポロ広場は、ローマ歴史地区の北側を代表する壮大な公共空間である。コルソ通り、リペッタ通り、バブイーノ通りがここから放射状に延び、この三本は「トリデンテ」と呼ばれる。広場はスペイン広場、テヴェレ川、ローマ中心部を結ぶ街歩きの起点としても分かりやすい。
名称は現代イタリア語で「人民の広場」を意味する。伝統的な説明では、ラテン語でポプラを表すpopulusと、北東角に建つサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂の名に由来するとされる。語源の解釈はともかく、ここが長くローマへの入口だったことは確かだ。アウレリアヌス城壁の古いフラミニア門の内側にあり、古代ローマのフラミニア街道はここから北へ向かった。