ミーナークシ・アンマン寺院は、インド南部タミル・ナードゥ州マドゥライの中心部、ヴァイガイ川南岸にあります。重要なヒンドゥー教寺院であると同時に、歴史地区が発展する核となった街の目印です。主祭神はパールヴァティーの姿の女神ミーナークシと、シヴァの姿であるスンダレーシュワラル。地区政府は境内を約65,000平方メートルの「街のような複合施設」と紹介しています。塔門、回廊、中庭は日常の都市空間にも、街の景観にも深く関わります。
寺院は一度に完成した単一の建物ではありません。マドゥライ地区の観光案内は起源を約2,000年前とし、寺院を管轄するHR&CEの公式ポータルは、女神の聖所をサンガム文学や6世紀の文献と結び付けています。こうした記述は信仰の伝統が古いことを示すもので、現在の壁すべてが2,000年前から残るという意味ではありません。現在の伽藍は、増築、修理、再建を幾度も経て形づくられました。