について ジグナル・イドゥナ・パルク
ジグナル・イドゥナ・パルクは、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ドルトムントにあるボルシア・ドルトムントの本拠地である。旧称ヴェストファーレンシュタディオンも今なお広く使われ、クラブとサポーターは「フットボールの神殿」と表現する。国内試合時の収容人数は8万1365人でドイツ最大。南スタンドは2万4454人を収容する欧州最大の立ち見テラスで、「黄色い壁」と呼ばれる。
市議会は1971年に新設を決め、1974年ワールドカップに伴う連邦・州の資金が計画を現実にした。1974年4月2日、シャルケ04との親善試合で開場し、当初は約5万4000人を収容。同大会の会場にもなった。1995年に東西の上層、1999年に南スタンド、2003年に四隅を増築した。屋根を支える内側の柱は、外側に立つ高さ62メートルの黄色い鉄塔8本へ置き換えられ、街の輪郭を象徴する。2005年から現名称となり、命名契約は2031年まで延長されている。
2006年ワールドカップ、欧州クラブ大会、ドイツ代表戦も開催した。陸上トラックがなく客席がピッチに近いうえ、全周の屋根が声を反響させるため、試合日の熱気が濃密になる。国内戦では南スタンドを立ち見に使い、国際戦では規則に合わせて座席へ転換するので、公表収容人数は大会により異なる。隣接するクラブ博物館BORUSSEUMでは、チーム、ファン、工業都市ドルトムントの関係を補って学べる。
公式プログラムには自由見学のStadium Walk、約90分のガイドツアー、テーマ別ツアーがある。通常のガイドコースは選手更衣室、トンネル、ベンチ、南スタンド、メディアセンター、ホスピタリティー区域、珍しいスタジアム留置室などを含むが、試合、催事、夏季工事で変更される。一般のガイドツアーは車いす対応ではないため、移動制約がある場合は専用のバリアフリーツアーを選ぶ。現行公表料金は90分ツアーが一般18ユーロ・割引12ユーロ、ガイドなしWalkが一般12ユーロだが、予約時に再確認したい。
公共ツアーとStadium Walkの集合場所は北側FanWelt、Strobelallee 54。市街地からはU45のStadion駅、またはU42のTheodor-Fliedner-Heim駅が便利で、大試合日は公共交通が現実的である。非試合日にはStrobelalleeとLuftbad駐車場の案内があるが、イベント日は変更される。BVB公式サイトで予約し、集合時刻、実施言語、バリアフリー条件、BORUSSEUM入館の有無を商品ごとに確認する。夏季整備で一部区域が閉まることもあり、見学経路は保証されない。