について スタッド・ド・フランス
スタッド・ド・フランス:W杯の歴史、パリ2024、見学ガイド
スタッド・ド・フランスはパリ北郊サン=ドニにある、フランス代表サッカーとラグビーの主要なホームスタジアムである。約8万人を収容する多目的競技場として1998年FIFAワールドカップのために建設され、その決勝ではフランス男子代表が初優勝を遂げた。パリ中心部から近い一方、所在地はサン=ドニであり、地域の都市・産業景観の一部でもある。
工事は1990年代半ばに始まり、多目的利用と見やすさを重視して設計された。可動式の下層スタンドにより、サッカー、ラグビー、陸上、コンサートへ転換できる。巨大な楕円形屋根は観客席を覆いながら中央部を開放する。1998年W杯決勝、UEFAチャンピオンズリーグ決勝、2003年世界陸上、2007年と2023年のラグビーW杯、UEFA EURO 2016などを開催してきた。
パリ2024オリンピック・パラリンピックも、今では予定ではなく競技場史の一章である。改修後の会場では7人制ラグビー、陸上競技、閉会式、パラ陸上などが行われた。大型コンサートも施設の重要な顔だ。イベントごとに座席配置、入口、持込禁止品、開門時刻が変わるため、一般情報より自分のチケットと公式イベントページを優先したい。
試合のない日には約90分のガイドツアーを予約できる。通常は選手ロッカー、トンネル、ピッチサイド、博物館などを巡るが、設営、芝生管理、警備上の事情で経路は変わり、芝生を見られない場合もある。事前予約制で、イベント開催日は原則として通常ツアーがない。集合場所は通常Porte Hで、言語と時刻は公式提携予約サイトで確認する。
公共交通が最も便利で、RER B線La Plaine–Stade de France、RER D線Stade de France–Saint-Denis、地下鉄13号線Saint-Denis–Porte de Paris、14号線Saint-Denis–Pleyelなどから徒歩で向かえる。大規模イベントでは検査と人流規制に時間がかかる。大きな荷物を避け、指定ゲート、交通変更、帰路の終電を確認し、チケット記載の目安より余裕を持って到着したい。