について スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
サン・シーロの名で親しまれるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァは、イタリア・ミラノのサン・シーロ地区にあるサッカースタジアムで、ACミランとインテルが本拠地として使用してきた。公式案内による収容人数は7万5,817人で、イタリア最大のスタジアムだ。熱気ある観戦環境と欧州サッカー史に残る舞台であることから、「サッカー界のスカラ座」とも呼ばれる。
1926年に開場し、その後段階的に拡張された。1950年代には2層目の観客席が加わり、1990年ワールドカップに向けた改修では3層目、巨大な支持塔、らせん状のスロープが設けられ、現在の力強い外観が生まれた。1980年、1934年と1938年のワールドカップを制したイタリア代表FWジュゼッペ・メアッツァにちなむ正式名称が付けられた。インテルを象徴する選手だがACミランにも短期間所属しており、一般には地区名のサン・シーロも広く使われる。
1934年と1990年のワールドカップ、UEFA欧州選手権1980の試合を開催し、1965年、1970年、2001年、2016年には欧州最高峰のクラブ大会の決勝会場となった。1980年代以降は世界的アーティストの大規模コンサートも行われている。2026年2月6日にはミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開会式を開催した。これはすでに行われた出来事であり、将来予定ではない。
試合のない日を中心に、公式のミュージアム&スタジアムツアーが実施される。両クラブのユニホームや記念品を展示する博物館から始まり、ACミランとインテルのロッカールーム、ミックスゾーン、選手トンネル、ピッチ脇、ベンチ、公式スタンドなどを巡る。公式サイトの通常案内では毎日営業し、入場・窓口は11~3月が9時30分~17時、4~10月が9時30分~18時。試合、コンサート、イベント日は時間とコースが直前に変更または休止されるため、開館カレンダーの確認が欠かせない。
アクセスは地下鉄M5号線(紫)のSan Siro Stadio駅が便利だ。ツアー入口のゲート番号は当日の公式案内で確認したい。試合チケットはクラブまたは正規販売先から購入し、手荷物、本人確認、保安検査の規則を事前に読む。大試合の日は周辺道路が混雑するため、地下鉄利用が現実的だ。ツアー料金や日付指定券、オープン券、家族券の条件は変わるので、予約時点の公式ページを基準にする。