ワマンゴ遺跡は、メキシコ州北西部アカンバイから約5キロ、サン・ミゲル台地にある。オトミの集落はおよそ西暦900年から1300年に営まれ、高所からメソアメリカ西部と北部を行き交う人や物資を監視できた。地名は「梁の場所」または「加工していない木材」を意味すると解釈される。
発掘では二つの主要時期が認められる。900~1100年期には、墓への供物となった香炉、火鉢、壺などトゥーラとの共通点がある。1200~1300年ごろの段階はテオテナンゴやカリストラワカとの関係を示す。基壇、階段、広場は祭祀、政治、居住に使われ、オトミ共同体が広い地域網に参加したことを物語る。