カタルーニャ州バイシュ・アンプルダの畑地を見下ろすサン・アンドレウの丘。その緩やかな高まりに、古代イベリア世界の規模を伝えるウラストレ遺跡が広がります。カタルーニャ州政府は、ここを州内で確認された最大のイベリア人集落であり、インディケテス人の領域の中心だったと紹介しています。農業、牧畜、鉱山、採石場の資源をまとめ、海岸やギリシャ系交易都市エンポリオンへ結ぶ場所でした。
「ウラストレ」は一つの遺跡だけでなく、二つのイベリア人集落からなる考古学的な一帯を指します。ただし、現在一般に公開されている見学路はサン・アンドレウの丘の遺構を巡ります。州政府によると、ここで見られる遺構はインディケテス人が居住した最終段階、紀元前3世紀に当たります。遺跡群全体の広がりと、実際に歩ける場所を区別しておくと理解しやすくなります。