テルメッソスはアンタルヤ北西、Güllük Dağı国立公園の高い谷と急斜面にある。ピシディア文化圏の都市で、険しい地形が歴史と現代の訪問を形づくる。紀元前333年アレクサンドロス大王は攻略を試みたが高価な山岳包囲を避け撤退。後にヘレニズム勢力とローマに交渉し、紀元前71年元老院協定は友好同盟と現地法を認めた。
上部駐車場から荒い道が城壁と公共建築を抜け、アゴラ、ギュムナシオン、浴場、劇場へ登る。劇場は山並みを望むが、座席・縁は手すりのない遺構。岩窟墓・石棺が森に広がる。植生が崖、浮石、分岐を隠すため平坦な野外館ではなく、体力・方向感覚・帰路時間が要る。