ジェノヴァの丘陵地に広がるスタリェーノ記念墓地は、1平方キロメートルを超える欧州最大級の墓地の一つである。長い回廊、階段、パンテオン、緑に包まれた墓域には、写実的な人物像から象徴主義的な作品まで膨大な墓碑彫刻が並び、「野外博物館」と呼ばれる理由を歩くほどに理解できる。
計画の背景には、教会や市街地での埋葬を制限した1804年のサン=クルー勅令がある。ジェノヴァ市は新墓地を計画し、建築家カルロ・バラビーノの案を1835年に承認した。バラビーノが同年のコレラ流行で亡くなった後、弟子のジョヴァンニ・バッティスタ・レスコが事業を引き継いだ。