チョケキラオは、ペルー南部のアプリマック川渓谷を見下ろすビルカバンバ山脈にあるインカ時代の考古学遺跡です。名前は「黄金の揺りかご」と訳されることが多く、景観も訪問体験の一部です。石造建築や段々畑が険しい斜面に広がり、道路から遠く離れています。クスコから気軽に立ち寄れる場所ではなく、計画的なトレッキングが必要です。クスコ文化局が現在掲示する見学時間は午前7時から午後4時までですが、出発前にはルートと最新の安全情報も確認してください。
チョケキラオは、ビルカバンバ地方やスペイン人到来後のインカ最後の抵抗と結び付けられることが多い遺跡です。ペルーの公式観光機関は、そうした最後の試みに関連する避難地として紹介しています。一方、国の観光資源目録は、建設年代について考古学者の説が分かれていると説明します。パチャクテクの治世とする説のほか、後代のトゥパック・インカ・ユパンキ、あるいはワイナ・カパックの時代とする説があります。慎重に言えるのは、インカ史に属する遺跡である一方、正確な年代と役割を一つの確定した物語にまとめることはできないということです。