ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域は、ポルトガル北部ブラガ郊外テノエス、エスピーニョ山の斜面にある。名称は「山上の善きイエス」を意味する。教会、十字架の道の礼拝堂、噴水、庭園、比高約116メートルを上る記念階段が一体の宗教景観をつくる。 聖域は600年以上にわたり発展した。キリスト教のエルサレムを象徴し、山道と建築によって巡礼者に精神的な旅を体験させるヨーロッパの「聖山」伝統に属する。この形式は16世紀のトリエント公会議後、カトリック教会によって強く推進された。