ブレーメンのマルクト広場に立つ市庁舎とローラント像は、都市自治、市場権、政治的自由を表す一体の記念物です。市庁舎は現在も自由ハンザ都市ブレーメンの上院議長兼市長の執務地であり、歴史建築であると同時に現役の政治施設です。2004年、ローラント像とともにユネスコ世界遺産へ登録されました。
旧市庁舎は、ブレーメンがハンザ同盟に加わった後の15世紀初頭に建設されました。長方形の建物は上下に大広間をもち、下階は商人や演劇に使われ、上階は儀式、賓客の接待、都市政治の舞台となりました。市民政府が教会や領邦君主の権力と向き合う自信を、建築の規模が示しています。