について スタンフォード・ブリッジ
スタンフォード・ブリッジはロンドン南西部フラム、チェルシー地区に隣接して建つサッカー場で、チェルシーFCが1905年の創設以来使い続ける本拠地である。ファンは「The Bridge」と呼ぶ。クラブ名からチェルシー区内と思われがちだが、行政上はハマースミス・アンド・フラム区に位置する。
1877年に開場し、当初はロンドン・アスレティック・クラブが主に利用した。実業家ガス・ミアーズが土地を取得してフラムFCへの賃貸を構想したが、実現しなかったため、この競技場を使うチェルシーFCを仲間と設立した。初期のサッカー場はスコットランドの建築家アーチボルド・リーチが設計した。1935年10月のチェルシー対アーセナル戦には82,905人が入り、公式最多記録として残る。
イングランド代表戦、FAカップ決勝・準決勝のほか、クリケット、ラグビー、ドッグレース、スピードウェイ、野球、アメリカンフットボールも開催した。20世紀後半に段階的な再建が進み、1990年代に現在の全席指定型となった。現在の規模は約4万人で、かつて発表された約6万人への建替え案は予定通り完成しておらず、現施設と混同できない。
公式スタジアム&ミュージアムツアーは約60分で、通常はホーム・アウェーの更衣室、記者会見室、選手トンネル、ピッチサイドを巡り、チェルシー博物館入場も含む。全体で約2時間を見たい。通常案内では9~6月のツアーはおおむね10~16時、7・8月は約9時20分~17時だが、ホームゲーム、祝日、催事で変わる。試合日には短縮版Mini Tourが設定される場合もある。
必ず公式サイトで日付を指定して予約し、通常時間だけを頼りに訪れない方がよい。最寄りはDistrict線Fulham Broadway駅で、徒歩圏内。試合日は周辺が混雑し、駐車は限られる。デジタル券、バッグ、撮影、アクセシビリティ規則も確認し、感覚過敏の人は不定期のRelaxed Tourを調べたい。