ジャーマー・マスジドはオールドデリーの高台にあり、レッド・フォートの西、歴史ある商業地区の細い路地に近接しています。正式名称のマスジド・イ・ジャハーン・ヌマーは、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが築いた城壁都市シャージャハナバードと結び付いています。モスクは1656年に完成し、現在も集団礼拝の場として使われています。つまり、信者のいない博物館ではなく、宗教施設の日常と見学が共存する場所です。
周辺の都市構成を見ると、モスクの規模が理解しやすくなります。レッド・フォート、チャンドニー・チョーク、ジャーマー・マスジドは、宮殿、商業通り、集団礼拝の場がそれぞれの役割を持ち、互いに結び付いた都市計画の一部でした。シャージャハナバード再開発公社は、ここをオールドデリーの主要なモスクとしています。現在も賑やかな通りが門の近くまで続きますが、高い中庭へ入ると空気が変わります。