ニューヨーク市は米国ニューヨーク州の南端にあり、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5区で構成される。世界有数の天然港を背景に発展した米国最大の都市で、金融、メディア、芸術、教育、ファッション、国際外交の中心でもある。マンハッタンには国連本部が置かれ、街では数百の言語が使われる。移民が築いた多様性は、現在の食、音楽、地域文化にも息づいている。
ヨーロッパ植民地時代の起点は、17世紀にオランダ人がマンハッタン南部に築いたニューアムステルダムだった。1664年に英国の支配下となり、ニューヨークと改称。1785~1790年には米国の首都でもあった。19世紀末から20世紀初頭には何百万人もの移民が港を通り、自由の女神とエリス島は移住と希望を象徴する場所になった。1898年の5区統合で現在の市域が成立した。