サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院は、スペインのエストレマドゥーラ州カセレス県、ビリュエルカス山地に囲まれた谷を望む地にある。起源は1337年にさかのぼり、周囲にグアダルーペの町が育った。数世紀にわたり宗教・政治上重要な場所となり、1993年にユネスコ世界遺産へ登録された。
一時期に一様式で建てられた建物ではない。14~15世紀のムデハル様式の教会と回廊に、ゴシック、ルネサンス、バロックの増築が重なり、約6世紀の変化を示す。バシリカ正面のムデハル装飾、精巧な青銅板を持つ扉、ヴォールト、祭壇が見どころだ。1638~47年の聖具室はスルバランの連作と壁画で知られる。