島根県の松江城は、日本に12棟だけ残る現存天守の一つである。黒い外観から「黒城」「千鳥城」とも呼ばれる。近代の復元建築ではなく、江戸初期の木造天守が残り、2015年に国宝へ指定された。 堀尾吉晴が宍道湖近くの地を選び、1607年に築城開始、1611年に完成した。堀尾氏の後は一時京極氏、1638年から松平氏が治めた。城郭、堀、城下町は出雲地方の水陸交通を押さえ、最上階からは市街、堀川、晴天時の宍道湖を見渡せる。